四国地区選手権(ボートレース四国地区選手権)2023の攻略法・賞金・出場選手は？

四国地区選手権2023の攻略法をマスターズが徹底解説！

こんにちは！マスターズ管理人の鶴川学です。

この記事では、2023年2月4日(土)より開催されている『第66回四国地区選手権競走』の攻略法を初心者にも分かりやすく解説していきます。

※ボートレース鳴門のYouTubeチャンネルでは、四国地区選手権2023に関する動画が公開されています。そちらも併せてご確認ください。

四国地区選手権競走に出走するのは、徳島支部・香川支部に所属しているレーサー。

両支部による戦いは1957年から2022年までの間、65回に渡って繰り広げられてきました。

そして2023年2月に66回目の開催が決定。

伝統ある大きな祭典ということもあり、「勝ちたい！」と意気込んでいる競艇ファンも多いはずです。

既に開催されていますが、対策するのは今からでも遅くないので、この記事を最後まで読んで四国地区選手権2023を攻略しちゃいましょう！

記事のまとめでは、皆様にとって有益な情報を掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。

四国地区選手権とは？

まず、地区選手権とは日本全国にいる選手が6地区に分かれ、地区ごとに競い合う大会のことです。

四国地区選手権は、その名の通り四国地区で行われる大会。

地区戦、または地区ダービー(関東ダービー)と略されることがあります。

出場するのは徳島支部・香川支部に所属している選手。

A級だけでなくB級の選手も参加できるので、普段G1競走に斡旋されないA2、B1級の選手にとっては全国に名前を売る大きなチャンスと言えるでしょう。

今大会はベテラン選手が制するのか、はたまたニュースターが誕生するのか・・・。非常に楽しみですね！

賞金・副賞について

四国地区選手権の優勝賞金は450万円です。

同じG1競走である高松宮記念とダイヤモンドカップの優勝賞金は900万円。

周年記念競走の優勝賞金は1,000万円ということを考えると、450万円という金額に見劣りしてしまう方もいるでしょう。

とはいえ、優勝すれば一気に名が売れるので、選手が優勝する価値は金額以上に大きいと言えます。

歴代優勝者は？

全ての歴代優勝者を紹介すると長くなってしまうので、直近5大会における優勝者をピックアップして紹介します。

それ以前の優勝者が気になる方はこちらからご確認ください。

昨年の優勝者の山田祐也選手は今大会も出場予定。

2連覇がかかってるだけに注目している方も多いことでしょう。

果たして、四国地区選手権2023を制するのは誰なのか。レース当日が楽しみですね！

四国地区選手権2023の開催情報について

四国地区選手権2023は、2月4日〜9日の6日間に渡って開催されます。

タイムスケジュールは以下の通り。

第1Rのスタート展示の開始時刻は午前8時25分です。

朝早くから開催されているので、普段ナイターで勝負している方は特に、時間を間違えないように注意しましょう。

四国地区選手権2023の開催場は？

四国地区選手権2023は鳴門競艇場で開催されます。

鳴門競艇場へのアクセス方法は主に車、もしくは無料送迎バスになるでしょう。

詳しいアクセス方法を知りたい方はこちらをチェック。

その他、鳴門競艇場内の施設情報を知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

▶︎鳴門競艇場(ボートレース鳴門)に行く前に！駐車場・グルメ・遊び場・有料席の情報まとめ

四国地区選手権2023の入場制限は？

昨今、新型コロナウイルスの流行によって入場制限を設けている会場が増えています。

鳴門競艇場もその1つ。会場に入れるのは先着2,000名です。

また、レース当日は混雑が予想されるので、現地で応援する方は早めに移動しておく必要があるでしょう。

マスク未着用の方、体温が37.5度以上ある方は入場できません。体調にはお気をつけください。

四国地区選手権2023の出場選手は？

四国地区選手権2023に出場する選手は以下の通りです。

勝率が高い選手(1位〜10位)は赤字にしています。(勝率の集計期間は2022年5月1日〜2022年10月31日です。)

出場する選手は総勢52名です。

昨年の優勝者である山田祐也選手をはじめ、昨年のG2レディースチャレンジカップ優勝者の中村桃佳選手、すでに今年のクラシック出場権を持っている田村隆信選手など。

そうそうたるメンバーが揃っているので、今年も熾烈な戦いが繰り広げられるのは間違いないでしょう。

ドリーム戦の出場選手は？

直近で好調な選手やネームバリューがある選手など、毎回豪華なメンバーで構成されるドリーム戦。

普段なかなか見ることができない『夢の対決』を楽しみにしているファンの方も多いことでしょう。

四国地区選手権2023におけるドリーム戦に出走するメンバーは、通年通り12名です。

2月4日(1日目)：なるちゃんドリーム

初日に開催される『なるちゃんドリーム』に出走する選手はこちら。

どの選手もシリーズの中核として期待されますが、いずれも個性派が揃っているだけに、本筋縄で収まることはないでしょう。

特に注目したいのが3号艇の林選手のまくり差しと、4号艇の中村選手の速攻戦。

また、アウトにレーン巧者が揃っているので、波乱の展開となるかもしれません。

2月5日(2日目)：スマイル君ドリーム

2日目に開催される『スマイル君ドリーム』に出走する選手はこちら。

こちらのレースでは、まくり巧者として知られる菅選手が6号艇に配置されています。

前検タイムでは6.68で1番時計をマーク。菅選手にとっては、新たなファンを獲得するレースとなりそうですね。

1号艇には四国地区のエースである片岡選手が配置されていますが、どのような展開となるのでしょうか・・・？

四国地区選手権2023における注目選手は？

ここからは、四国地区選手権2023における注目選手を紹介していきます。

紹介するのは以下の6名。

一人ずつ順番に紹介していきます。

注目選手その①：山田祐也選手

山田祐也選手は昨年の四国地区選手権の覇者。

2020年における同大会では、優勝戦で1号艇に乗るも2着に敗れた苦い経験がありましたが、見事にその雪辱を果たしてG1初タイトルを手にしました。

そんな山田選手のコース別成績はこちら。

山田選手ははG1初V後、記念レースを5節走っていますが、準優出0と苦戦が続いている状態。

地区選2連覇を果たして挽回してもらいましょう！

注目選手その②：片岡雅裕選手

続いて紹介するのは片岡雅裕。

21年に優出4着、22年に優出2着に入っており、最近9大会で7優出という驚異的な強さを誇っています。

そんな片岡選手のコース別成績はこちら。

昨年は予選をトップ通過し、準優でイン逃げを決めて優勝戦では1号艇。

しかし、最後は山田祐也選手の6コースからのまくりを浴びて2着の準Vという悔しい結末でした。

いまや誰もが認める四国地区のエース格に成長した片岡選手。今度こそ地区選初Vとなるか・・・？

注目選手その③：中村桃佳選手

続いて紹介するのは、中村桃佳選手。

昨年の11月に鳴門で行われた『G2レディースチャレンジカップ』では見事に優勝。

女性レーサーの中でも注目株の1人です。

そんな中村選手のコース別成績はこちら。

中村選手はこれまで四国地区選手権に4回出場。

初出場だった2017年にいきなり予選16位に入って準優進出を果たしました。

昨年も予選16位で準優（5着）に駒を進めているので、今年は地区選初優出が明確な目標となりそうですね。

注目選手その④：田村隆信選手

全国6地区選手権はSGボートレースクラシックの最終選考レース。優勝すれば一発大逆転で出場切符が手に入ります。

田村隆信選手に関しては、今年のクラシック出場権を取得済み。

登竜門は越えたので、他の選手よりも余裕のある走りができそうですね。

そんな田村選手のコース別成績はこちら。

今期の勝率は7.02（2月4日時点）と充実した走りを見せている田村選手。

今大会を制してクラシックへ向かってもらいましょう！

注目選手その⑤：菅章哉選手

昨年では30節走って6優出2Vの菅章哉選手。

一昨年の10優出6Vという大活躍に比べるとやや物足りない印象ですが・・・

今年に入って1月の宮島一般戦でさっそく優勝。出場2節目にして幸先よく今年初Vを手にしました。

そんな菅選手のコース別成績はこちら。

最強のまくり屋として知られる菅選手。

地区選で記念初優出を飾ってさらなる飛躍のきっかけを掴んでもらいましょう！

注目選手その⑥：西岡成美選手

最後に紹介するのは『鳴門フレッシュルーキー』に選ばれた西岡成美選手。

21年、22年に続いて3年連続の選出。

ボートレース鳴門からの大きな期待を背負っている次代のヒロイン候補です。

そんな西岡選手のコース別成績はこちら。

昨年の四国地区選手権では予選26位。

準優出こそ逃しましたが、鋭い差しとまくり差しで節間3勝と大きな話題となりました。

あれから1年、今期A2級初昇格を果たすなど数段レベルアップしてきた西岡選手。

今年の地区予選ではどのような走りを見せてくれるのか楽しみですね！

四国地区選手権2023における注目モーターは？

ここからは、四国地区選手権2023における注目モーターを紹介していきます。

紹介するのは以下の2つ。

早速、見ていきましょう。

好モーター①：28号機

※『舟券絡み期待度』は鳴門競艇場の公式ページが割り出した数値です。

ここまで半数以上、B級レーサーが使用していましたが、通算2連対率は40%に迫る勢い。

さらに温水パイプが装着されて以降は60%に迫る勢いで、著しく勢いを増しています。

好モーター②：34号機

※『舟券絡み期待度』は鳴門競艇場の公式ページが割り出した数値です。

昨年の8月、ヴィーナスシリーズで上田紗奈選手がキャリアボデーを交換してから本領を発揮。

続く9月に松田祐季選手が優出。このあたりから2連対率も上昇していきます。

正月戦で菅章哉が操りチルトを使い分けて節間5勝をマーク。強烈なインパクトを残しました。

好モーター③：64号機

※『舟券絡み期待度』は鳴門競艇場の公式ページが割り出した数値です。

昨年の9月終わりの時点で4優出2優勝。

2連対率は50%を大きく超えてエースモーターの座を不動のものにしていました。

10月に温水パイプが取り付けられた際にはやや不調気味となりましたが、ポテンシャルはあるはずなので、再び輝きを取り戻してくれるでしょう。

好モーター④：73号機

※『舟券絡み期待度』は鳴門競艇場の公式ページが割り出した数値です。

昨年の12月以降は4節続けてB級レーサーが操っています。

12月の佐々木翔斗選手と正月戦の一宮稔弘選手は行き足から伸びを中心に上位着を並べる節もありました。

現状の2連対率は40%を超えている好モーターです。

好モーター⑤：75号機

※『舟券絡み期待度』は鳴門競艇場の公式ページが割り出した数値です。

正月戦は島村隆幸選手が操り、優出はならずも出足を中心に軽快な動きを見せていました。

本体整備は12月にリングを交換しただけで、他は手を加えられていない状態。

そのため、素性の高さがうかがえるモーターと言っていいでしょう。

穴モーター①：11号機

※『舟券絡み期待度』は鳴門競艇場の公式ページが割り出した数値です。

正月戦で使っていた島川海輝選手は予選落ちするも「全ての足が上位だった」と3コースから豪快にまくり勝ちを決めています。

1月のG3オールレディースで道上千夏選手が「ペラ調整で回り足がスムーズになった」とまくり差しで高配当を提供。

この1戦を見てポテンシャルを感じた方もいることでしょう。

穴モーター②：15号機

※『舟券絡み期待度』は鳴門競艇場の公式ページが割り出した数値です。

ここまで優出は5回。季節を問わない優出実績は好素性である証です。

1月1節目が終わった時点で本体整備はほとんどされていない状況。

整備で大きな変化が生まれる可能性を秘めているモーターです。

穴モーター③：39号機

※『舟券絡み期待度』は鳴門競艇場の公式ページが割り出した数値です。

昨年11月のSGチャレンジカップでは、使用者の深谷知博選手が優勝しています。

現状は伸びに特化した格好で、回り足に関しては課題が残っている様子。

乗り手の調整が上手くハマればさらなる大化けも予感させるモーターです。

四国地区選手権2023の攻略法

注目するべき選手とモーターを押さえたところで、最後に四国地区選手権2023が開催される鳴門競艇場の特徴を紹介をしていきます。

紹介する内容は以下の5つ。

それぞれ順番に見ていきましょう。

インコースの1着率が低い

鳴門競艇場はスタートラインから1マークにかけて内側に狭くなっているので、インコースはコンパクトに旋回をしなければなりません。

そのため、ターン巧者が集うグレードの高いレースでもインの逃げが決まりづらくなっています。

競艇においてはインコースは絶対的有利とされていますが、鳴門競艇でその概念は通用しません。

5コースの勝率が高い

鳴門競艇場において、5コースの勝率が高いことも大きな特徴です。

先述しましたが、鳴門競艇場はインの逃げが決まりずらい競艇場。

そのため、アウトコースの捲り差しの成功率は全国の競艇場の中でもNo. 1になっています。

水質は海水

鳴門競艇場は小鳴門海峡に面しているので、水質は『海水』です。

競艇は、一般的に体重が重い選手よりも軽い選手の方がスピードを出しやすいとされていますが、水質が海水だと浮力が発生するので、体重が重くてもさほどレースに影響しません。

むしろ、体重が重いと重心が安定して小回りなターンができるので有利。

逆に体重が軽い選手は重心が不安定になるので、ターンが流れやすくなります。

出走メンバーの中に勝率が変わらない選手がいる場合は、選手の体重に着目してみてください。

水面の高さが変わる

先述しましたが、鳴門競艇場は小鳴門海峡に面しているので当然、潮の満ち引きの影響を受けます。

そのため、満潮、つまり水面が高くなるとそれだけで水面は不安定になるので、まくりが流れやすくなるので注意が必要です。

逆に水面が低くなると水面が安定してくるので、まくりが決まりやすくなります。

ましてや、捲り差してくる選手が多い鳴門競艇場でのレース。

干潮時はよりアウトの選手に着目する必要があるでしょう。

季節によって風向きが変わる

鳴門競艇場では夏は向かい風、冬は追い風が吹くことが多くなっています。

一般的に向かい風の場合だと1コースの1着率が下がることが多いので、センター・アウトの捲り差しが決まるケースが増えるでしょう。

逆に追い風が吹いた場合は2・4号艇が好走しやすくなり、追い風が5m以上になると1着率が20%を超えることも。

風向き・風速は直前情報でも確認することができるので、勝負する際はチェックしてみてください。

四国地区選手権2023まとめ

ここまで四国地区選手権2023について詳しく紹介してきました。

この記事で四国地区選手権2023を攻略するための秘訣は全て話したつもりなので、ぜひ当日の予想に役立ててもらえればと思います。

また、『私には難しそう』と感じた方は競艇予想サイトを使うのも1つの選択肢です。

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